Date: 2012年04月23日

エレカシ宮本浩次について行く☆

今回は、あんまりギターマン!…って感じじゃないけど、
私の大好きなギター&ボーカルを紹介します♪ エレファントカシマシの宮本浩次さん!!

エレカシといったら♪く~だらねえと、つ~ぶやいて~『今宵の月のように』がドラマの主題歌で大ヒット。
近年では♪さあがんばろう~ぜ~、とサラリーマンの悲哀を感じさせる
缶コーヒーのCMソングにもなった『俺たちの明日』。

結構、世の中の人も知ってる曲が多いと思うんだけどなぁ…。

まぁ、CDのセールスは今一歩かもしれないけど、
宮本さんの心がこもりまくった名曲をコンスタントに発表している息の長いバンドなんです。

私がエレカシにはまったのは、実はまだ最近なんですよね。
おととしに出たアルバム『悪魔のささやき』がすごく良くて!! 
こりゃライブに行かなくちゃ、とあわててチケットを取ったのが、去年の4月に水戸ライトハウスで行われたライブでした。

折りしも、3月の震災後のライブ。まだ余震があったし、
ライブハウスみたいに人がいっぱい集まる場所で大丈夫なのか…
それに、電力使って音楽を楽しんでる場合なのか。

そんなことをミュージシャンも、ライブ参加者も、主催者も、みんなが考えざるを得ない状況だったと思います。

そんな中、宮本さん率いるエレカシが繰り広げたライブは本当にすごかった! 

信念があって熱くて、楽しみたい、楽しませたい、世の中を良くしたいなんて
大きな意思まで感じさせる内容だったんです。

ライブ終盤、宮本さんが「あれやろう。4月の風」って、
たぶん用意されていなかった曲をいきなり始めた様子。

いつもはイントロを違うメンバーが弾くんだけど、「俺が弾く!」っていって、
自分のアコギを鳴らし始めました。
そして歌が始まるといきなりギターから手を離して両手を体のうしろで組み、
♪なーにかがぁ 起こりそなー気がする…って、目をつぶって小学生みたいに歌い始めたんです。

この曲は、春のあわただしさと期待感、心浮きたつ日々だけど、
たとえ日常に流されたとしても一生懸命日々を過ごしていこうっていうメッセージのある歌。

ああこの現状だけど、本当にそうだなあ…と歌が体に染み渡っていくようでした。

ミュージシャンはこうあってほしい、という私の勝手な希望だけど、
どんな状況下でも自分なりの表現を持っている人に歌っていってほしい。
曲を作っていってほしい。宮本さんに、まだまだついて行きます☆

Posted by つかさ at 18:52